ペースメーカー女子

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ペースメーカーを入れることになった日のバタバタ病院記録その1

近所の循環器内科で

すぐにペースメーカーを入れるように言われたのに

のんびり考えていた私。

 

職場の主任にすぐ治療なさいよと言われ

バタバタ病院に連絡取ったりして2日。

ついに病院の日です。

 

うちから病院までは2時間かかる。

母は仕事だということで

姉が付き添ってくれました。

 

姉と乗り換えの駅で待ち合わせ。

姉が住む町から、うちまでは1時間くらいかかるのですが

普段電車に乗らない上に、

都会に慣れてないうちの姉。


めちゃくちゃ細かく説明したけど、

ちゃんと来れるかな~~

と心配してホームでまっていました.

すると電車がとまって開いたドアから、

すごい人の波とともに

すごい顔で

はあはあいいながら飛び出してきた(笑)

「すごい混んでた!!」そうです。

 

やっとこさ出会えて一安心。

ここからまた長旅です。

最近行ってなかったので、記憶を辿りながら

乗り換えたり、バスに乗ったり。

そんな中でも、お昼どこで食べるかのチェックを欠かさない姉。

バスを降りる直前のトンカツ屋に目を付け、

「病院おわたったらここでお昼たべよう!」

とかいいながら楽しく病院へ(笑)

私の病気に慣れている家族はいつも緊張感ゼロ(笑)

 

先生の診察を待つ間、問診票を書いて下さいといわれ、

三十何歳何ヶ月とか

そんな情報いらないだろうと思いながらもかこうとするけど、

漢字が全然書けない!

こ、これは、脳に酸素が行ってないからか

それとも元々なのかわからなくなってきた(笑)…

書くのがめんどくさくなって姉に書いてもらっていると先生登場。

案の定問診票はべつにいいですよといわれ

診察室にはいって状況を説明すると

先生はビックリ!

 

「そんな事になるとは、、、うーんコレだったらペースメーカーだねえ。

入院の用意はしてきた?よね?」

「してません汗!」

 

「このこ、ペースメーカー入れたくないって行っているんですが、

なんとかなりませんか」

と姉が。

 

「いやでもあの薬なら効くかも!でも保険適応外なんだけど。。。」

「いやでもそんな事してもこれはむりかも。やっぱりペースメーカーだね」

と、先生も動揺している様子。。。

 

すると姉が、

「入院費はいくらかかります?」とな。

そこまで莫大じゃないだろうし誰か(母)が払うだろうとか安易に考えていたけど、

確かに莫大な費用がかかったらどうしよう!!

 

すると先生が

「それはそんなに心配しなくても保険が利くから大丈夫」とのこと。

 

さらに姉が

「このこあほなんですが、

更にあほになってるような感じがします!

心臓がとまって脳に酸素がいってなからでしょうか」

とな。

 

すると先生が

「そりゃこんだけ心臓が何回もとまったらあほにもなるとおもう」

とのこと。

 

やっぱり、今まで倒れてケラケラ笑ってたり、

考えがめちゃくちゃまとまらなかったりしたのは

ちょくちょく心臓が止まって脳に血液がいってなかったせいなのか!?

と思いました。

 

しかし、もともぼーっとしてるので、

正確な判別つかず(笑)

仕事はいちお、やってたよ…?

 

何度も心臓が止まったせいで、

頭の細胞が死んだと思うと死にたい気分。。。

 

でもいってても仕方が無いので、

これ以上心臓が止まらないようにしなければ!

 

いますぐペースメーカーを入れようとする勢いの先生に、

「母も高齢になってきた事ですし、

ここは遠いので、近くの病院を紹介してもらえませんか」と、

言いにくいけどお願いしました。

 

高校生の時に入院した事のある病院ですが、

実家から3時間以上かかるので、さすがに誰も来れないし、

入院の用意もしてないし。

 

すると、

「えー?そうなの?!

でも遠いもんね。

えっとね、じゃあ、あの人、だれだった

なー」

 

と記憶をだどる先生。

「〇〇病院の、なんといったかな」と、全く名前が出てこなかったのに、

数分してから、

「思い出した!△先生だ」

あんなに忘れてた事よく思い出せるな~やぱり頭がいいんだね~

と姉とふたりで関心しました。

 

〇〇病院といえば、

行きしなに電車からみえて、

こんなとこにも大きな病院があるんだね~とかいってた所。

なんかここにくる事になるかもと感じ取っていたのかも。

 

〇〇病院は実家からだと1時間半くらいかかるけど、

一人暮らしの家からでも30分くらいだし、

同じ県内だからなにかと便利だし、

ペースメーカーを入れた後の定期検診も行きやすいという事で決定。

 

で、今から今すぐ行ってきてとのこと。

一人だったらもう病院から出せない所だったけど、

姉が絶対目を離さない!ってことで、

〇〇病院にいくことになりました。

 

姉がついてきてくれてて良かった!

何の準備もないまま

遠い病院に収容される所だったぜ!

 

病院からでて、母に電話。

「やっぱりペースメーカーしかなのか。でもいやだ~!!」

っていってたら、

「しょうがなないじゃないか!先生の言う事きけ!」

といわれ、

 

姉も旦那に電話した所、

「今すぐ入院させろ!」

とのこと。

 

ふたりでチーンってなりながら、

とりあえずお腹すいたねってなって、

目星をつけていたトンカツ屋へ。

 

これが病院の帰りじゃなかったらいいのにな~

っていうか今からまた病院だし。

とか思いながらも普通に楽しくランチ。

ここでも緊張感なしのふたり(笑)

 

2時間かけて来た道を戻って、

姉は家族にお土産のマネケンのワッフルを買ったり

途中でお茶とかしながら、

〇〇病院へ向かいました。

今からペースメーカー入れないといけないなんて現実味が無さすぎる〜〜

 

 

 

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一旦心を落ち着けて…

近所の循環器内科でペースメーカーを入れるよういわれ

病院に行くまでの経緯です。

 

ペースメーカーを入れるのはまた今度ででいいや〜

とかのんびりしていた私は

会社の主任に相談したところ

「明日から会社を休んで治療に専念するように!」

とのお言葉を頂き

自分の病気、症状と向き合おうと決意。

 

夜だったのですが、その場で

明日は心臓の先生がいるかどうか病院に連絡しました。

 

おじさんがでて、怪訝な感じだったのですが

紹介状があるというとコロっと態度がかわり(笑)

病院に相談する事ができました。

紹介状がないと8000円くらいかかる病院なので、

紹介状のちからは絶大でなんです(笑)

 

わたしは以前からその先生にかかっているので、

紹介状がなくても行けてたのですが

りあえずもらっといてよかったと思えた一幕(笑)

紹介状もお金がかかるんですけどまあよかった。

 

次の日、

朝もう一度病院に連絡し、直接先生とお話できました。

 

しかし病院まで電車で2時間かかるので、

今日は診療時間に間に合わないというとで、明日行く事になりました。

母に連絡したら、

明日は仕事で行けないとのこと。むきー

そしたら姉が付き添って来てくれるっていうので、

そんなに心配してくれてるんだな~と思ってたのですが、

その時の姉は、

「今度こそ妹死ぬかも」とおもってかなり心配していた様子。

 

30すぎても病院は母に付き添ってもらってたので

(普段一人暮らしして好き勝手してるくせにそんなときだけ甘える私)

姉が付き添ってくれるなら心強いと思っていました。

が!

後から考えると、姉が来てくれてないと大変な事になってました~

心臓がちょくちょく止まってる人間を一人で返せません!

ってなって、

何の用意も無しにそのまま遠い病院に収容される所でした(笑)

 

その日は、

明日はいけないけど

今日はあいてるという母が顔を見に来るというので

話ついでにうちの近くにあるショッピングモールへお出かけ。

小学校の時から病院イコール帰りは遊んで帰るのがすきな母。

田舎に住んでいたので都会の病院へ行く時はいつもそのコース。

私の病気に慣れてる母は緊張感無しw

 

かわいそうだからとケーキを食べたり、

服を買ってくれました(笑)

とりあえず状況を説明したら、車のるな!ってそればかり。

はいはいわかりましたよ!

 

思えば数年前にも、

今思うとブロック症状が頻繁に出始めたときだったと思うのですが、

なんか心臓がへんって思って、母と病院に行った帰り、

今んとこ大丈夫といわれたので、そのまま結構遅くまで遊んで帰り

姉に怒られた事があったなあと思い返す(笑)

具合悪いって病院に行ったのに帰るの遅すぎでしょ!って。

その後入院する事になる私。

ごちゃごちゃになってた心を一旦落ち着けて

いいリフレッシュになりました。

 

 

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24時間の心電図、ホルター検査ってどんなの?

ちょくちょく心臓が止まっていて

しんどかったとき、

これはおかしいと思い

近所の循環器内科を受診しました。

心臓じゃない、きっと貧血かなんかだと思いたかったわたしは

「最近めまいがひどいので貧血の検査をして下さい」

と頼みましたが、

やっぱり逆に

貧血じゃなくて心臓かも。

24時間心電図が取れるホルター検査をしましょう。

といわれ、

その日にホルター検査の機械を取り付けてもらいました。

 

小学生の時にも一度ホルター検査をしたことがあったのですが

その時の機械はとっても大きく、

胸に心電図をとるシート?みたいなのをはって、

そこからお弁当箱サイズの機械に

コードがつながってるような形。

その本体を斜めがけバックの様にさげるような形になっていました。

 

ホルター検査をしている間は

いつも通りに過ごすので、

その機械をつけて学校に行くのがめちゃめちゃ恥ずかしかった覚えがあります。

 

そこからウン十年経っているので、

さすがに科学は進歩!

今のホルター検査の本体はとっても小さく、

携帯電の半分くらいの大きさです。

ただこれを胸の間にテープでべったり貼付ける。

 

5月といえどもちょっと汗ばむ季節だったので多少の不快感はありましたが(笑)

病院に行ったのは土曜日なので、日曜の朝にはずしにいきました。

 

ホルター検査では、時間軸の書いた用紙を渡されました。

・めまいがした時間

・めまいの感覚

などを書き込むようになっています。

 

ホルター検査の機械をつけて、

その日は色々出かけたのですが、

その時も何度かめまいが。。。

 

ホルター検査している最中

倒れる事は無かったのですが、

体がぐぐーっと重くなる感じがして、、

何度かはどこかに捕まっていないと倒れそう

なりました。

せっかく検査してるから、症状がでないとこまるので、

よしよし、今出たぞ!と用紙に詳しく症状などを書き込みました。

 

その日の夜、姉に「今から行っていい?」と電話したら、

「しんどいからもう寝る所〜!」といっていたのですが

「ホルター検査の機械をつけてるからお風呂に入れないんだ、、、頭洗ってほしかったな」

と弱々しくいったら心配して起きてくれて(笑)

「頭洗ってあげるからおいで」

と言ってくれました。

ありがたい♪

これからかなり姉に助けてもらうことになるんですよね(笑)

姉妹ってありがたいなあ☆

 

 

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